小学生の家庭訪問

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小学生の家庭訪問

ファンステップのよしみつです!

いつもは木曜日にファンステップでみんな集まってワイワイしているのですが家庭訪問も実施しています✨

小学6年生の男の子のお家に通っています!

初めて会ったときの印象は優しく、おだやかなイメージ、あんまり暗い雰囲気もありません。

最初の目標は僕が定期訪問すること。

初めての訪問は僕も緊張します(笑)

とても愛想の良い子で、なぜ学校に行かないのか不思議でした。

初訪問後、お母さんとやり取りし、お家の様子を聞いていると

僕のとは嫌ではなかったようで、第一目標クリア🌟

まずは仲良くなるため、好きなゲームを一緒にしました!

お母さんからは2回でこんなに大きな声で話せるくらい楽しそうなので驚いたと教えていただきました(^^♪

猫ちゃんも飼われていて、猫ちゃんが人好きのため行けば僕と彼の間を取り持ってくれるくらい、ナデナデ希望してくれるのでキャットセラピーも相まって仲良くなりました(^^)/

動物を飼われているお家に行くとペットが僕を気に入ってくれることが多いのですごくありがたいです!🐶🐈

今は定期訪問していて、

お家に行けば玄関まで迎えに来てくれ、最後車が去るまでお見送りしてくれます☺

天気が良ければ今週の天気を教えてくれ、最近のニュースは僕よりよく知っています!

なんで学校に行かなくなったのか

聞いてみると、「疲れてしまった」と教えてくれました。

毎日勉強、遊び、宿題、その繰り返したくさんのことがあり

学校も勉強もお友達と遊ぶのも疲れてしまったそうです。

勝手な断定はできませんがHSCかな?と感じます。※HSCは最後に書きます

僕もHSPと判断されることが多いので彼の気持ちは少し分かる気がしています。

たくさんの予定があるとすごくしんどくなります。

もう大人になったので自分でコントロールできますが子どもだとなかなかコントロールできません。

「そらぁ学校は色んな人がいるから疲れるよねー。」と思います。

ですが、家庭訪問後少し変化がありました🌟

学校ではありますが、教室ではない登校の方法があり、その教室に行くようになりました!

そこでは勉強は強要されないそうです。

好きな本を読んだりできるそうです。

行く時間も帰る時間も縛りが無い。

一見、普通に学校に行っている人には楽に見えますが

考えてみてください。

学校に行っていないのが続くと行きにくくありませんか?

勇気を出した一歩を僕はすごいと思います。

目標が必要なのか?

生徒の中には目的が必要な子とそうではない子がいます。

目的が必要な子は、ファンステップに来るにしてもパソコンを習いたい、クラフトをしたい、動画を習いたい、など何かしらの目的が必要で、目的があれば動けるタイプです。

目的が必要ない子は、行けば友達がいる、友達ができる、暇ではない、学校に行けていない罪悪感が減る、楽しいなど、ファンステップに来る目的ではなく感情で動きます。

友達ができるは目的に見えますが、多くの子はたくさん友達が欲しいとは思っていないと言うので、その子が学校に行かなくなった原因やもともとの性格から目的であるかどうかは変わると思います。

ファンステップにくる子も家庭訪問の子もどちらのタイプなのか、話しながら探っていきます。

今家庭訪問を行っている彼は、目的が必要なタイプでした。

学校に行っている理由を聞くと

「行った方が良いとは思っている」と言っていました。

そして、「週に1回行くのが今は目標」と教えてくれました。

お母さんも、目標を立てているとは知らなかったようなので、この情報には喜ばれていました。

家庭訪問での次のステップ

彼には得意なことがあり、お母さんからも「キャッチボールをしてほしい」と言われていました!

お母さんの事前アシストがあり「グローブ持ってきてください」とご連絡をいただき

ボロボロのグローブ持参で家庭訪問へ。

当日のアシストもあり2人でキャッチボールをすることができました✨

キャッチボールはとても上手でした!

普段からお父さんとおじいちゃん一緒にキャッチボールをしているようで

フォーム、球の速さ、本当に野球習ってないんか?

と思うくらい上手でした!!!!

僕は運動が得意な方なので、フォームや走りをみたらなんとなく運動できるかどうかくらいは判断できると思っています(笑)

彼のキャッチボールからは、野球が好きなこと、お父さんとたくさん練習していること

お父さんとおじいちゃんの愛情が伝わるキャッチボールでした。

野球習えばいいのになとも思いますが、苦手な空間である気もします。

何か習い事はしないの?

と聞いてみたことがあります。

何かしたいけど、今は急いでいない。

と教えてくれました。

学校に行けていなくてもその子には休日に遊ぶ友達がいます。

学校に行けていないのが彼にとって少し罪悪感です。

ファンステップに来れたらなぁと今は思っていますが

目的ができたら来てくれると思うので、彼にとって良い目的が見つかる時に

ファンステップに来てくれたら嬉しいなと思っています。

今はイベントがあるのでその時に、イベントに遊びに来てもらうのが目標です!

来年くらいに、ファンステップに元気に来ていますという

ブログが書けたら嬉しいなあと思っています✨

学校に行ければいいですが、学校に行けていなくても居場所が見つかるように、やりたいことが見つかるようにお話ししていきたいと思っています。

HSC(Highly Sensitive Child)

HSC(Highly Sensitive Child)とは、「ひといちばい敏感な子ども」という気質を持つ子どもを指します。これは病気や障害ではなく、生まれつきの性質です。人口の15〜20%ほどに見られる自然な個性であり、決して珍しいものではありません。

HSCの子どもは、物事をじっくり考えることができ、周りの小さな変化にもよく気づきます。また、人の気持ちに寄り添う力があり、優しさや思いやりがとても豊かです。その反面、大きな音や強い光、人の多い場所など、強い刺激が苦手で疲れやすいことがあります。初めての場所で緊張しやすかったり、叱られた言葉を深く受け止めすぎてしまったりすることもあります。

こうしたHSCの特性は大きく「深く考える」「刺激を受けやすい」「共感性が高い」「細かな変化に気づく」という4つの傾向にまとめられます。どれもその子の感じ方の特徴であり、長所と苦手が表裏一体になっているものです。

HSCの子どもと関わるうえで大切なのは、「敏感であることを否定しない」ことです。怖がる、疲れる、泣いてしまうといった反応には、必ず理由があります。「そんなことで泣かないの」と否定するのではなく、「驚いたんだね」「疲れちゃったんだね」と気持ちに寄り添ってあげると、子どもは安心して自分らしさを発揮できます。

また、刺激の多い環境では疲れやすいため、少し休憩できる時間を作ったり、予定を前もって伝えたりするだけでも、子どもはぐっと過ごしやすくなります。小さな成功体験を積むことで、自信を持って新しいことにも挑戦しやすくなります。

HSCは「育てにくい性格」ではなく、「深く感じ取る力を持った子ども」です。適切な理解とサポートがあると、その繊細さは“優しさ”“創造性”“洞察力”といった大きな強みへと育っていきます。親が子どもの特性を知り、大切に見守ることで、HSCの子どもは安心して自分のペースで成長していけます。

当スクールでは、全く家から出られなかった子が、新大阪の教室まで通えるようになる秘密があります!
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