こんにちは!
大阪で不登校支援/引きこもり支援のFun Step school(IPEL)です。
先日、不登校スクールでの活動の一環として、生徒と一緒に動画制作に取り組む機会がありました。
動画編集アプリ「VLLO」を使って、生徒と一私の二人で動画制作したので、そのことを今回はお話ししたいと思います!
初めての動画編集
最初は操作に少し苦戦しました。
動画のカット、文字フォントの選び方や色の設定など、基本的な部分だけでも「思ったより難しいな」と感じました。
特に、テロップの色や大きさはただ入れればいいというわけではなく、動画全体の見やすさに大きく関わってきます。
背景と同化しないようにしたり、文字が小さすぎないようにしたりと、思っていた以上に工夫が必要でした。
また、人物の顔がしっかり見える位置にテロップを入れるなど、
見ている側にとって分かりやすい配置を考えることも重要で、試行錯誤の連続でした。
それでも、生徒と一緒に「ここはもっと見やすい色にしよう」「文字を大きくしたほうがいいね」と
相談しながら進めるうちに、少しずつコツを掴んでいきました。
気が付くと、生徒もすごく積極的に工夫しながら「こうした方がもっと面白くなるんじゃないかな」と
自分なりのアイデアを形にしてくれていました。
完成した動画は初めての挑戦したとは思えないほどユニークで、思わず笑ってしまうような楽しい仕上がりになりました。
その過程を通して、生徒の吸収力と成長の速さにとても驚かされましたし、
私自身も「一緒に作り上げる楽しさ」を改めて感じることができました。
好きなことを共有する時間
動画制作が終わった後、生徒が「好きなゲームの大会がちょうど生配信されている」と教えてくれました。
そのゲームは私も好きな『第五人格』!
せっかくなので一緒に視聴することにしました。
大会の試合は、やはりプロの選手の動きが一つ一つ丁寧で見ているだけで引き込まれました。
生徒は試合を観ながら、「この選手の動きが本当にすごいんです!」「この場面での判断が早い!」など、
次々と解説をしてくれました。
私は「なるほど!」と思いながら聞いていて、
ただ観戦するだけでは気付かないようなポイントを知ることができ、勉強になりました!
さらに、偶然にも私と生徒それぞれが好きな選手が活躍していて、画面を見ながら一緒に盛り上がりました。
試合のたびに歓声を上げたり、「今の動きすごかったね!」と話したりして、時間を忘れるくらい楽しい時間になりました!

最後に
この日の活動を振り返ると、ただ「動画を作った」「ゲームを見た」という出来事以上に、大切な学びがありました。
動画制作では生徒が自分の発想を活かして工夫し、形にしていく力を実感しました。
そして、ゲーム観戦では自分の好きなことを共有し合うことで、生徒との距離がさらに近づいたように感じました。
不登校スクールでは勉強や活動を通して「学ぶ」ことも大切ですが、こうして一緒に時間を過ごしながらお互いに新しいことを知ったり、好きなことも語ったりする瞬間もとても大事だと感じます。
生徒の成長を目の前で見ることができると、同時に、私自身も一緒に成長しているような気持ちになれました。
これからも、生徒と一緒に色々な活動に挑戦しながら、楽しく学び合える時間を大切にしていきたいと思います。