当スクールに通っていただいている、ご家族の話シリーズです
引きこもり息子への悩みの変化
私自身の、悩める歴史の中での感じ方や行動について、少し書かせてください。
言いたいことは山ほどあるけど
・お母さんが元気でないと(だから楽しいことをして)
・お母さんのせいですよ(ちゃんと反省して)
・子どもが引きこもっててもいいじゃない(子どもが引きこもってて何が悪いの?休ませて)
頭の中で響く、いわゆる『専門家さんが言いそうな言葉』
こういうアドバイスには、耳が痛くて素直になれない私でした。
直接触れなくても思い出し、反発のためにエネルギーを消耗し、ただただくたびれたり、時には生きる気力まで失いそうになったり。
でも、遠回りしながらも”引っかかる”また”苦手だ”と感じる、この部分から掘り下げる事こそ
自分の心の安定への道に繋がるようにも、少し前から感じるようになってきました。
これまで、罪悪感や恐れから自分の触れたくない部分を避けてきていた、ということを認めるようになってきた、とも言い換えることができるかもしれません。
息子からの言葉
そうなってからの話
実は 先日 息子と、ちょっとしたことがきっかけで、会話ができました。
親の言動がストレスに感じてきたかどうか・・・ここのポイント、聴けました。
(父はいつも忙しくてあまり話した記憶がない、と言ってました・・・「そんなはずはない!」と言いたかったけれど、ストレスに関しての記憶の中には父の言動は入ってこないということなのかな、と感じたので黙って聞きました。)
母はストレスだった→かなり干渉されたし、傷つけられた・・・幼い頃からずっと
・・・というような本音を聴けました。
聴きながら
『ようやくこういう言葉を言えるようになったのだな。私にこれを言って理解してもらえると認識してもらえたのかな。』
と思いました。
もっと、彼が本音を言えていたら
そして そういう関係性をもっと前から作ってこれていたら
少なくとも、彼は今の状態を選ばなかったのでは、と思いました。
息子は繊細で、でも ただ繊細なのではなく とても観察力があって
納得できないことが多くても、幼い時点から黙って受け入れることを繰り返してきたので
ある時点で いわゆるエネルギー切れが起きた時に
自分自身を長期間フリーズさせることで、身を守るという行動に至った
これまでずっと ただ単に語彙力が乏しすぎたわけではない
表現をするという発想に思い至らなかった
なぜなら、表現をしたいと思う安心感の中にいなかった
私は ここ3年以上もの間、繰り返してきた試行錯誤の中で
・エネルギー値をためる上での障害となる干渉
・彼の感覚に前向きな刺激を与えること
その区別がつかず、どちらかというと前者の取り組みばかりしてきたので、その分、安心感を感じてもらうことができず、エネルギー回復が遅かったのかもしれません。
~子育て下手な私への課題を、私の子供が与えてくれている~
受け入れていくまでに
玉ねぎの皮をまずびりっとはがして下の層を一枚一枚脱ぐように
一つ一つの小さなことを観察しながら
なかなかの時間をかけてきましたが
一見、不登校や引きこもりとは何の関係もないように見える(少なくとも私には、そう見えていた)
私自身の育ち方、親との関わり方、私自身の世の中への興味の持ち方
そんなジャンルへ、いつの間にか私の視線が向かっているようです。
きっと、もっと楽に、当たり前に自分自身を受容して、人生を楽しむ様子を見せることができるお母さんは、
子育てが上手なのでしょう。そんなお母さんは、そんなお母さんのところで育ったのでしょうか。
そのレベルに追い付こうとか、今すぐに大きな変化を求めているわけではないけれど
人生の半分以上過ぎてようやく、私は一番大事な根っこのところに気づいてきたのかもしれません。
当スクールには、様々な状況で、様々な悩みを抱えていらっしゃる保護者やご家庭の方が多数通っていただいています。
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