2025年6月6日(木)、
当スクールIPELにて 不登校や引きこもり状態にある中高生・青年向けの特別講座「NLP講座」 を開催しました。

講師には、通信制高校でも長年教鞭を取られており、
生徒たちからも非常に人気の高いNLP（神経言語プログラミング）講座を担当されている
木村真希さん をお迎えしました。

NLPとは？

NLP（神経言語プログラミング） とは、脳の使い方や言葉の力を活用して、
心の在り方や行動パターンをポジティブに変えていく心理学です。
1970年代にアメリカで開発され、現在では教育・医療・ビジネス・スポーツなど幅広い分野で活用されています。
近年は不登校支援や引きこもり支援の現場でも注目が高まっている心理的アプローチのひとつです。

NLPを学ぶことで、

• 自分の考え方や感じ方のクセに気づく
• ストレスや不安に対処するスキルを身につける
• 自己肯定感を高める
• 他者とのコミュニケーションを改善する

といった効果が期待できます。
不登校の中高生や引きこもりの青年たちが、自分らしさを取り戻し、
社会とのつながりを築いていくうえで非常に有効な手法 となります。

NLP講座の内容と様子

今回の講座は座学とワークショップを組み合わせた形式で実施されました。
NLPは実践を通じてこそ効果が発揮される心理学であるため、講座の大部分が参加型のワークでした。

冒頭で学んだ「顕在意識は1％、潜在意識は99％」 という考え方。
私たちの行動や感情の多くは、この潜在意識に大きく影響を受けています。
そのため、今回のワークショップでは潜在意識に眠る自分の良さや可能性を引き出す方法を
ワークショップで実践しました。

自己紹介を兼ねながら「自分の良いところ」を見つけ、受講生同士でお互いに褒め合うワークを行いました。
ポジティブな言葉を掛け合うことで、自己肯定感が自然と高まり、参加者一人ひとりが自信を持つきっかけとなりました。

受講生同士の温かいコミュニケーションの中で、
「自分にもこんな良いところがあるんだ」と気づく場面が多く見られたのが印象的でした。
普段褒め合うことがないので、生徒さん同士でこんなふうに思ってたんだとか
そんなふうに見えていたのかと、こちらも新たな気づきがありました。

90分の講座はあっという間に終了。
大盛り上がりの講座になりました。

今後の講座予定とご案内

当スクールでは、不登校支援 の一環として、 生徒向け・親御様向けのさまざまな心理学講座やワークショップ を開催しています。

次回は 6月22日（土）に「個性心理学講座」 を予定しています。
生徒さん自身の理解を深めるのはもちろん、 保護者の方がわが子の個性や心の状態をよりよく理解するヒント にもなる内容です。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。
不登校や引きこもりの悩みに寄り添う学びの場として、皆さまのご参加をお待ちしております。

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