こんにちは!
大阪で不登校支援/引きこもり支援をしているFun Step school(IPEL)です。
先日、私たちのスクールの卒業生が久しぶりに訪ねてきてくれました。
その時に「 AO 入試の面接練習をしたい」と話してくれました。
自分のやりたい事を見つけて進んでいる姿に感動しました。
今回は、AO入試について、また、その時の様子についてお話していこうと思います!
AO入試とは?
AO入試(アドミッション・オフィス入試)は、学力試験の点数だけでなく、志望理由や人柄、将来の目標などを総合的に評価して合否を決める入試方式です。
学校によって名称や形式は異なりますが、特に専門学校や私立大学などで多く取り入れられています。
自己PRや面接、課題提出などが主な選考材料になるため、「何がしたいのか」「なぜこの学校を選んだのか」をしっかりと言葉で伝える準備が必要です。
不登校や引きこもりの経験がある子たちにとっては、自分の過去や想いを整理して言語化する機会にもなります。
面接練習スタート
まずは基本的な面接マナーの確認からスタートしました。
入室時のノックの仕方やお辞儀の角度、座るタイミングなどを実際に体を動かしながら練習しました。
志望動機や長所と短所など、面接に聞かれそうな事を中心に受け答えの練習も行いました。
長所と短所を聞かれた時に少し悩んでいましたが、
一緒に考えていく中で、「正確に物事を判断できること」や「人前で話すことが少し苦手」といった自己分析ができていて、
最後の方ではしっかりとした言葉で話していました!


面接練習を終えて
面接練習を通して感じたのは彼の中にある「好きなことに真剣に向き合う力」と「前に進もうとする力」でした。
過去に不登校や引きこもりを経験していたとしても、それが彼の魅力を損なうことは全くなく、
むしろその経験が彼の言葉に力を持たせていると感じました。
AO入試はこうした個々の背景や想いをしっかり受け止めてくれる入試形式です。
もちろん準備は必要ですが、自分の言葉で自分の人生を語る機会でもあり、「自分ってこんなこと考えていたんだ」と新しい発見にもつながります。
最後に
面接練習を終えたあと、彼は「やってよかったです」と笑顔を見せてくれました。
それが何よりも嬉しかったです!
結果がどうなるかまだわかりませんが、今日の彼の姿は間違いなく一歩進んでいる証!
合格して、好きなことを思い切り学べる環境に行けたらいいなと心から願っています。
これからも、こうして卒業生がふと立ち寄ってくれて、一緒に未来のことを考える時間を持てること。
それがこの仕事の何よりのやりがいだと改めて感じた一日でした!