引きこもりの子どもを持つ母親へのアドバイス

ありがちですが、母への提言

”お母さんが元気でいないと”

これは、
「これ以上頑張りなさい！」と責めているわけではないと思います。
「お母さんが元の気になる」ことを、おススメされているだけです。

“お母さん”というラベリングも、もしかしたら不快なのかもしれませんね。

そういう時は、「今の私自身が元の気になる」
と変換しても良いでしょう。

日々、お疲れ様です。

まずは

☆好きなことをしましょう

☆好きなことが見つからなければ、なんでもよいので何かしましょう

☆何もしたくなかったら、例えば
　日常の中で

　「今日の服、トップスを何色にするか」
　「朝の飲み物、コーヒーか紅茶か」

　そんな選択をしましょう
　→選択したら、それをしましょう

繰り返し　繰り返し
続けてみましょう。

きっと何かが変わります。

あ、何も変わってなくても良いです。
変わっているかどうかの”検査”は不要です。

ただ、前に進む時間を追いかけ
前から流れてくる時間を受け取りましょう。

それは「今」を意識することです。

しんどいときこそ自分自身の気持ちを見つめる

怪しいですね（笑）

そう。今回のブログは、”少々怪しい”バージョンです。

クリスマス、年末年始と、色々なムードが飛び交います。

明るい雰囲気を感じると、かえってしんどくなることもあると思います。

また、1年の締めくくりというタイミングでもあるので

『今年も何も進んでない・・・。』

そんな焦燥感も芽生えてくるかもしれません。

ですのであえて、このような内容にしてみました。

あ、どうか勘違いをなさらないでください。

華やかムードに対するしんどさ、味わってもいいんです。
焦燥感も当たり前だと思うんです。

そして　そういう時こそ

自分の心と向き合ってみるチャンス到来です。

その感覚を味わって「それがある」と認めて

はじめて

手放すということもできると思うのです。

これはありがちですが、

不登校や引きこもりのことで悩む母親が
カウンセリングなどを受けてさらに落ち込む

というパターンへの対処法に繋がってくると思います。

「恐れとか、不安とか、そういったご自身の内面が
　ますます目の前の状態を深刻化させるんですよ。」

そのように言われたとしたら

『責められている』

と感じるかもしれないし

『じゃあ、どうしたら、その恐れとか不安とかなくなるの？』

という疑問や、それを求める欲求が生まれてくるかもしれません。

具体的なこと、詳細なこと、知りたくなってくるかもしれません。

そうすると、悩みの根本を握りしめ続けてしまい
より一層、苦しみ続けることになります。

また

その渦中にいるということ自体を忘れようとしてしまうかもしれません。

あるいは、その苦しみから離れようと回避しようとするかもしれません。

それらの場合も、根本に変化がなければ
いずれは同じ場面に出会うことになるでしょう。

ですので、ご自身の感覚を磨き元の気に戻れるように

毎日の小さな選択を一つずつ

ご自身の意識で行っていきましょう。

そうすれば

辛いと言う感覚があった時に
その中身を深く掘り下げることなく認めて、

ただ　手放していくという作業も
やりやすくなるかもしれません。

一つ一つの言葉やそのイメージを
紙に書くという作業をしてみても良いかもしれませんね。

誰かに読んでもらうためでなくとも

表現をすることを通して、俯瞰して眺めていけば

手放しに近づけるかもしれません。

あ、でもね

どれもこれも、無理に頑張らなくてもいいんです。

覚悟や決意は他人から強要されて生まれるものではありません。

それに　様々な感情経験や日々のこと

私たち、じゅうぶん頑張ってます。

その日々の中から浮き上がってくるように

頑張りたいこと、トライしたいことが出てきたら

それが　

<我が子の不登校・ひきこもり>経験を通して

私たちに贈られる

目に見えない世界からのギフトと言えるかもしれません。