当スクールに通っていただいている、ご家族の実話シリーズです。

子どもに合った進路を考える

引きこもってないけれど、ちょっと「疲れた」のか、選択的に不登校をしている子がいます。
週1回か2回登校する程度で、その選択は本人に任せていますし、
日頃、かなり自由に過ごしています。

現在、公立中学の3年生。
私は、上の子（18歳ですが、中卒から無所属引きこもりが長く、ようやく昨年から少し外出できるようになってます）の経験があるため、下の子の、この状態には9割がたオッケーを出してます。

残り１割は・・・”やっぱり中学卒業時には進路を決めていてほしい”という想いから今後の進路に関しては口を出しています。

上の子のことで　いやというほど味わっていますが、所属がないまま宙ぶらりんな状態で放り出されてしまうと、本人がいざ、目覚めかけた時に動く先を見出せないような気がするからです。その親の不安感は半端ないです！

もちろん、本人次第・・・本人が選ばなければ、どの道も選べません。
ですので、引きこもっている状態の子には、まず元気になってもらうことが先です。

一方、引きこもりの状況にはなく、動くエネルギーのある下の子

本人のエネルギーがあるうちに、あまり厳しくない環境で高卒資格が取れる道に進んでいれば、この先の人生でのメリットは大きいと思うのです。

これは親のエゴと言われるかもしれませんが下の子に関しては、親が少し引っ張ってでも道案内をする必要はあると思ってます。

・・・・

もう6月。そろそろ、色々な高校の説明会など、行われます。
先日、下の子に確認して数件の高校見学の予定を入れました。
いずれも、通信制高校、単位制高校です。通学のイメージとしては、週2～3日、淡々と通いながら3年間で74単位を取得して卒業・・・その間に『何か未来に繋がることを見つけてくれたらいいな～。』と、私は願ってます。

私自身、30年以上も前のことでですが、地方にある公立の全日制高校を卒業しました。なので最近の通信制高校などの情報に関しては、ネットで調べたり電話で聞いたりした程度ですが・・・・

と、とてもラクチンで羨ましい環境のように思えます。

とはいえ

これで実際に社会に出るとしたら、通用するのだろうか？
という昭和っぽい不安も、ふと、頭をよぎりますが・・・（笑）

いやいや

良いのです！

時代は変わってます！

実際、通信制高校や単位制高校は、大きな存在感を放っていると言われる昨今。

私は、下の子と一緒に見学に行く日を、とても楽しみにしています。
下の子にも、新しい学びの環境や、新しい友人関係が広がることを願っています。

心に余白を持つ

ところで私、自分癒しの時間を持ちたいと、お出かけしたり、人と会話したりすることも多いのですが、ある日、「あんまり癒されない」で帰宅したことがあります。

なんというか、”ほっこり癒された感”は無く、それどころか、かえってとても疲れました。
それについて『どうしてだろう？』と自分なりに考えました。

なぜ、私はこの感覚を受け取ったのだろう？と考えた結果

もしかしたら、”目に見えない存在”からのお知らせだったのでは？　

「自分の正しさばかりを追求しないで。余裕を持って。
近くにいる人を追いつめないで。
近くにいる人が落ち着いて呼吸して、その人自身で物事を選ぶことができるように、”余白”を作って。」

というような・・・

スピリチュアル系に傾倒しつつある私、今回は勝手に

「潜在意識からの声」もしくは「宇宙からのメッセージ」として受け取りました（笑）。

ずいぶんいい加減です・・・が、こんなに心がグッタリした経験を無駄にしたくもないんです。
下の子の高校見学の予定を入れ始めたこの時だから、上の子と下の子との、温度感・スピード感の違いにどうしようもなくモヤっとする瞬間や、泣きたくなる瞬間、それらが容赦なく襲ってくる可能性があるので今のうちに、私の心の奥底が「対策をしよう」と、訴えてきてくれたのかもしれません。

どういう状況でも、その場に応じた「余白」を作り「賢明さ」を発揮する・・・

そういう「意図」をしていきたいと、感じました。

やっぱりまず一番に、自分を応援します♪

当スクールには、様々な状況で、様々な悩みを抱えていらっしゃる保護者やご家庭の方が多数通っていただいています。